眼鏡

めがねミュージアム

~眼鏡を知りたい・購入したい・体験したい、すべてが叶う場所~

明治時代から続く福井の眼鏡産業の聖地、鯖江にある「見る・作る・買う」が叶う総合体験施設

めがねミュージアムは、世界三大眼鏡産地であり、眼鏡枠製造の国内シェア90%以上を占める福井県鯖江市にあります。県内の眼鏡メーカーの組合である(一社)福井県眼鏡協会によって、2010年に設立されました。館内には眼鏡博物館や体験工房のほか、福井県産の眼鏡を購入できるショップも併設されています。

福井県で眼鏡産業が始まったのは1905年のこと。当時、冬の福井は雪に閉ざされていて、農業を生業とする人は収入源を失っていました。それを見かねた実業家の増永五左衛門が眼鏡枠製造の職人を大阪から呼びよせ、家の中でも仕事ができるようにと眼鏡作りを広めたのです。

今は眼鏡といえば鯖江が有名ですが、実は福井での眼鏡作りが始まったのは現在の福井市生野町だといわれています。

福井産眼鏡のプラットホーム。眼鏡選びで迷ったらここに行くべし。

めがねミュージアムには、眼鏡の歴史を知れる「めがね博物館」、眼鏡を手作りできる「体験工房」、Made in Japanの最新モデルが購入できる「めがねショップ」があります。

館内左手に見える「めがね博物館」は2010年にオープンし、2016年にリニューアルしました。眼鏡作りで使われてきた歴史的な古道具類が展示され、また眼鏡に関する年表も設置されており、眼鏡の歴史を詳しく知ることができます。さらに著名人が愛用している眼鏡の展示コーナーもあり、福井・鯖江産眼鏡をエンターテインメントとしても楽しめます。

館内入って右手側には、福井・鯖江産の眼鏡フレームを購入できる「めがねShop」があります。有名ブランドの眼鏡だけでなく、福井県内の直営店を持たないメーカーのフレームも数多く揃っています。ここでしか手に入らないものも販売されているので、気に入ったフレームが見つかること間違いなしです。フレームを選んだらその場で検眼、フィッティングを行うことができます。めがねミュージアムには、眼鏡販売の国家資格である「眼鏡作製技能士」が在籍しており、フレームの品質はもちろんのこと、しっかりとフィッティングを行うことにより長く安心してかけられる眼鏡を購入できます。

2階には「体験工房」があります。ここでは「めがね de コラージュ」「めがね手作り教室」という2つのワークショップで眼鏡作りを体験できます。

「めがね de コラージュ」は、2020年夏から始まりました。眼鏡枠の素材であるアセテートでできた様々なパーツを組み合わせてキーホルダーを作ります。ちなみにパーツの組み合わせには、眼鏡の鼻パッドの接着技術を用います。

「めがね手作り教室」では、フレームのデザイン・素材をお客様自らが選び、一から眼鏡を製作。約5時間かけて素材をフレームの形に切り出し、やすりで成形してから鼻パッド・テンプルを付けます。その後、熟練の職人が仕上げ、約40日後にお客様のもとへ発送されます。

RENEWを通じた産地と企業のつながり。メーカーとユーザーのかけはしになる場所。

めがねミュージアムは、福井県内の眼鏡における産業観光のプラットフォームを担ってきました。館内にショップがあるように、メーカーと一般ユーザーをつなげるB to Cの役割を果たしています。

産地のつながり

観光施設であることから、RENEW期間中も一般のお客様が訪れます。産業観光を推進しているRENEWの取り組みを知ってもらい、様々なコンテンツを楽しんでもらうことで産地が活性化することを目指しています。

 

▼会社情報・お問い合わせ先

  • 企業名:めがねミュージアム
  • 住所:福井県鯖江市新横江2-3-4 めがね会館
  • 電話番号:0778-42-8311
  • メールアドレス:shop@megane.gr.jp
  • サイトURL:https://www.megane.gr.jp/museum/
  • 従業員数:15名
  • 設立:2010年
  • 問い合わせ先:HPの「お問合せ」から

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